type L
カットガラス(切子) は三次元模様でできてるが、 二次元構成である。 平面構成でなければその幾何学模様は成立しないからだ。
菊繋ぎ、矢来、篭目、 魚子、 その他の幾何学模様等がそれである。
切り込みの幅、角度、 交差する溝の深さなどが一致する事でパターンは成り立っているからだ (例外もあるが)。
切子のセオリー二次元構成を無視して制作してみる。
かたちの生まれる過程には、方法に独自の意味を見出すことで見えてくる形がある。
この場合「切子のセオリー二次元構成を無視して制作してみる」ことだが、もう一つ、 切子は彫ることで幾何学模様などを表す、 この場合彫られた部分では無く、 彫らずに残った部分 で見えてくる 「地と図の逆転」 も企んでいる。
思考に割い手が動くことで見えてくる制作のプロセスがここにある。
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